QR/バーコード決済のPayPayは、Yahoo! JAPANカードが優遇されていて、実質最大4%還元での支払いが可能です。
ただし、Yahoo! JAPANカードを持っていない場合は他の支払方法となりますね。
できるだけ還元率が高くなる支払い方法を考えると、候補として考えられるのが、
- PayPay残高からの支払い(3%還元)
- その他のクレジットカード(Kyash)からの支払い(実質3.5%還元)
※クレジットカードの還元率は1%とします。
の2つです。
- その他のクレジットカードでの支払い(0.5%還元)
- Kyash利用分(2%還元)
- クレジットカード利用分(1%還元)
還元率だけ見れば、「その他のクレジットカードからの支払い」の方が高いのですが、実際に利用する際の注意点についてまとめています。
Kyashを紐付けた「その他のクレジットカード」で支払う場合の注意点
Kyashを紐付けた「その他のクレジットカード」で支払う場合の注意点をまとめました。
- (200円未満の場合、PayPay残高で支払うよりも還元率は低い)
- 月の上限額が5,000円
- 還元されるポイントはそれぞれ違う
200円未満の場合、PayPay残高で支払うよりも還元率は低い
48円〜1,000円の支払いの際、PayPay残高とKyashで支払った場合の還元率をグラフにしてみました。
Kyashのグラフが2つあるのはあまり気にしなくて良いです。結論的にはそんなに変わりません。気になる方は「Kyashのグラフが2個ある理由」として、下に説明を書きました。
- 「Yahoo! JAPANカード」のように、会計毎の金額に対して100円につき1ポイント貯まるクレジットカードをKyashに登録した場合の還元率を「Kyash(3.5%)Y」
- 「楽天カード」のように、毎月の合計金額に対して100円につき1ポイント貯まるクレジットカードをKyashに登録した場合の還元率を「Kyash(3.5%)R」
と区別して表しています。
例えば、月に150円の買い物を10回行った場合、会計ごとの金額に対して貯まる場合だと1回毎に1ポイント貯まるので10ポイント、毎月の合計金額に対して貯まる場合だと5ポイント多い15ポイント貯まります。
こうしたことを考慮して、例えば150円の買い物をした際、
「Kyash(3.5%)Y」では、1ポイントだけ貯まるものとして計算し、
「Kyash(3.5%)R」では、本来ならば1ポイントしか貯まりませんが、1.5ポイント貯まるものとして計算しています。
大まかな結論としては、
- 200円未満の場合は還元率が「PayPay残高>Kyash」
となるという点です。
1,000円以上の支払いの場合、200円以上の支払いの場合と一緒で「PayPay残高<Kyash」です。
月の上限額が5,000円
本人認証が完了しているクレジットカードを登録している場合、24時間の上限が2万円、30日間の上限が5万円までです。
ただし、本人認証がすんでいないクレジットカードの場合、24時間・30日間の上限が共に5,000円です。
Kyashは本人認証ができないカードなので、24時間・30日間の上限が共に5,000円となります。
還元されるポイントはそれぞれ違う
PayPay残高での支払いの場合、3%還元されるのはすべてPayPay残高ですが、
その他のクレジットカード(Kyash)での支払いの場合、還元されるポイントはそれぞれ違う点に注意が必要です。
- その他のクレジット支払い分(0.5%還元⇒PayPay残高へ)
- Kyash利用分(2%還元⇒Kyash残高へ)
- クレジットカード利用分(1%還元⇒クレジットカードが指定するポイントへ)
クレジットカード利用分はクレジットカードが指定するポイントが付与されますね。
例えば、楽天カードなら楽天スーパーポイントへ、といった具合ですね。
まとめ
Yahoo! JAPANカードを持っていない場合、PayPay残高で支払うのとKyashで支払うのはどちらのほうが還元率が高くお得なのかを見てきましたが、結論です。
- 200円以上の支払いの場合、Kyashで支払う方法が高い
- Kyashで支払う方法にはデメリットもあり、本人認証ができないので月5,000円という上限がある。
- Kyashを利用する場合、登録するクレジットカードのポイントが付与される点に注意(使わないポイントを貯めても意味がない)
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